食品加工機械製造・食品工場エンジニアリング 株式会社なんつね

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     なんつねメールマガジン                           VOL.25
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                       株式会社なんつね 平成22年9月29日配信

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
こんにちは。メルマガ編集担当の中田です。
例年に無い酷暑が続いておりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
大阪の暑さは落ち着きましたが、
雨が降って肌寒い日もあれば、日中は30度近くまで気温が上がる日もあります。
気候の変化に負けずに実りの秋、食欲の秋を迎えたいと思います。
では今月のメルマガです。最後までどうぞお付き合いください。

━━━━━━━━━☆今月のコンテンツ ☆━━━━━━━━━━╋━╋
〜導入事例〜
安心・安全、そして良質へのこだわりと工夫〜アルファ食品様
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┗■ 1.安心・安全、そして良質へのこだわりと工夫〜アルファ食品様
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今月は冷凍定量スライサー アテナ など、弊社製品を工夫してお使いいただいている
お客様のレポートを大西がお届けします。
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こんにちは。開発営業チームの大西です。
今回は新潟県へ行ってきました。新潟県へ足を踏み入れたのは人生初だったのですが、
空港のお土産屋さんでお米を使ったものが非常に多かったのがとても印象的でした。
お米チップスに、お米のパスタ・・・どれもとてもおいしそうでした!
次はトキに会いに行きたいと思います。

さて、今回新潟県へ伺ったのは、弊社製品アテナを使用していただき、
またNYL-165V2など弊社製品について工夫を凝らして使用されているとの情報をきき、
食肉加工を行っているアルファ食品様へ訪問させていただき、
アテナを使用されている様子や、どのような工夫をされているのかを伺ってきました。
瀬川様が思いを語って下さいましたので、どうぞご覧ください。


顧客先名:アルファ食品株式会社様
対談者:代表取締役社長 瀬川 敬司様
アルファ食品株式会社様 代表取締役社長 瀬川 敬司様

安心・安全は当り前。そこからいかに効率を上げ、質の良い製品を作るか。
生産に関しては、『安全・安心は当り前』と考えています。
その「安心・安全」を前提に、どのように生産性を上げるかを考え、工場を動かしています。
弊社では200から300種類の商品を作っていますが、生産性だけではなく、
より質のよい商品を作るということにもこだわりをもち、生産をしています。
その中で、なんつね製品はアテナをはじめとして、
ミートロボやNYL-165V2チョップカッターなど様々な製品を使用しています。

冷凍定量スライサー アテナ アテナで良質な豚ロース肉をそのまま定量スライス
豚ロース肉を定量でスライスしようとすると、技術を持った作業者が厚みを調整しながら、同じグラムになるようにスライスをするか、お肉をプレスし、定厚でスライスするかの2通りの方法があるかと思います。
弊社では、お肉の質を損なわないようにするという点で、プレスは絶対に使用しません。
なぜならプレスをすると、うまみが抜けだし、お肉自体が硬くなってしまうからです。また、プレスをせずにスライスをすると、歩留まりも上がります。

上記の理由から、プレスをせずに、もっと簡単に定量で豚ロース肉をスライスすることができないかと考えていたところ、なんつねの『アテナ』がその要望と合致したのです。
アテナはプレスをしなくても、自動で厚みを調整しながら、スライスするため、お肉の品質を損なわずに、定量でスライスをすることができます。また、歩留まり計算をしたところ、手でスライスをするよりも歩留まりが上がり、良かったと感じています。

ミートロボではタレ漬け商品を
200から300種類の商品を作っていると言いましたが、そのひとつとして、タレ漬け商品を作っています。タレ漬けで重要なのは、いかにすばやく均一に混ぜ合わせるかです。
そこで、ミートロボを使用しているのですが、ミートロボにて冷凍肉をスライスすると、スライスした商品がカールします。そのカールした状態でタレ漬けをすることで、より均一にすばやくタレ漬けをすることができるのです。
そのため、ミートロボを使用することで、効率を上げることができ、とても満足しています。

NYL-165V2で作られているローストビーフ NYL-165V2でひと工夫
安心・安全は当り前と言いましたが、
そのための工夫をNYL-165V2にて行いました。

NYL-165V2ではローストビーフをスライスしているため、そのまま口にしても大丈夫なように、安全にスライスすることは不可欠です。
そのための工夫として、排出コンベアを常に清潔に保つという工夫をしました。
通常コンベアが汚れてくると、その都度作業員がコンベアを掃除している、
もしくは、決められた一定の時間ごとにアルコール除菌を行っているかと思います。
その作業について、常にコンベアをアルコール除菌することができるようになんつねに依頼をしたのです。
そうすることで、常にコンベアを清潔に保つことができますし、コンベアに排出された商品も取りやすくなりました。コンベアの下にアルコールを入れておくスペースをつくり、白いブラシ部分で随時コンベアベルトを洗いながら、アルコールがつくようになっています。その後スクレーバーにより余分なアルコールを除くという構造です。

なんつねに対して・・・
営業の方にはいつも良くしていただき、大変助かっています。なんつねの製品にしても、導入したことで効率も上がり、衛生面に対しても、こちらの要望通りにしていただき満足しています。
ただ、食品工場ですので、今よりさらに衛生面を向上していただきたいですね。
例えば、シールや銘板。危険などの警告を促すシールを貼るのは機械メーカとして当然だと思います。しかし、それが剥がれてしまうようでは問題があります。剥がれないような場所にするか、シールを使用しない工夫を今後していただき、さらに良い製品ができることを期待しています。

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お忙しい中、快く取材を引き受けてくださいました瀬川社長。誠にありがとうございました。
上記シールの件以外にも、様々なお話を伺いました。お客様の期待を超える機械を作ることができるよう努力をしていきたいと思います。

瀬川社長の畑でなっていたキウイ! 余談ですが、取材後なんと瀬川社長の畑へ連れていってくださったのです。
とれたてホヤホヤのきゅうり、トマトにとうもろこし!!瀬川社長の心の温かさに触れたように感じました。
そのような社長だからこそ、消費者の方を考え、安心で安全な商品を作り出せるのだと感じました。お忙しい中、本当にどうもありがとうございました。

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最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。

それでは、来月号も是非よろしくお願い致します。

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このメールは、展示会にて弊社のブースにお越しいただきました方、及び弊社製品を
ご購入いただきました方にお送りさせていただいております。
「メール配信停止」をご希望の方はその旨を明記のうえ、 お手数ですが
下記メールアドレス宛までご返信ください。
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株式会社なんつね
編集担当:販売グループ 開発営業チーム 中田
〒583-0008 大阪府藤井寺市大井4-17-41
TEL:(072)939-1500
FAX:(072)939-1504
E-mail:info@nantsune.co.jp
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