生産を滞らせないことで、
お客様の利益に貢献する
なんつねのサービスエンジニアは、お客様への説明責任をしっかりと果たす必要がありますので、コミュニケーションスキルが重要だと思います。修理・メンテナンスを行い、お客様から費用をいただく際には、作業内容や故障の発生要因と対策などすべてに納得していただく必要があります。
お客様に購入いただいた機械をできる限り長く使用していただくために、精一杯修理対応することが前提ですが、機械の状態によっては、修理をするのではなく、新しい機械に入れ替えていただく判断をしなければなりません。機械が壊れてしまう前に機械の不具合、問題箇所に気づき、新しい機械に入替えをすることで、結果的にお客様が生産を滞らせないことに貢献できます。つまり、それがお客様の利益につながるのです。機械が壊れると、結局新しい機械を購入していただくことになりますし、その間の生産がストップし、生産計画の変更を余儀なくされる場合があります。そうなると結果的にお客様の不利益になります。サービスエンジニアとして機械の状態を把握するために知識や技術を身につけ、身につけた知識、スキルを駆使してお客様に納得していただくための説明をする。そして最終的にお客様から「ありがとう」の感謝のお言葉をいただく。これが私のなんつねで働く上でのやりがいです。
確認を徹底する
工具や必要部品・部材は揃っているか、パーツリストは見られる状態にあるか、といった外出前の確認を徹底しています。お客様から修理依頼があった際には、いつから、どの部分が、どのような状態になっているのか、どのような異常が発生しているのかなど、事前確認を徹底しています。修理完了後の動作確認、修理箇所以外に異常はないかなどの総合的な確認。とにかく確認がすべてです。準備不足や修理後の確認不足による出直しは、自分だけでなくお客様の時間を犠牲にすることにもなるので、特に気を付けています。