〜ミンチのプレート・ナイフについて〜
ミンチ機で使用するプレート・ナイフについてのお問い合わせをよくお電話でいただきます。
プレート・ナイフという言葉も耳慣れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はこのプレート・ナイフについてお伝えさせていただきます。

ミンチ機胴体部の構造
プレートとは・・・

胴体部分のロール、ナイフの次にセットをする穴がたくさんあいている円形のものです。
プレートはミンチ機の大きさによって種類が変わってきます。一般的には#12、#22、#32・・とあり、なんつねの機械で言えば、MS-12には#12 MD-22K及びM-22Aには#22 アルゴス(MC-32)、MGB-32Cには#32と、機械の番号に合ったプレートを使用します。
さらにプレートの穴の大きさもたくさんの種類があります。
一般的には下記表の通りで、用途によって穴の大きさを変えて使用します。

※表に記載されていない穴の大きさのものも作ることができますので、その際は是非お問い合わせいただければと存じます。
ナイフとは・・・

胴体部のロールの次にセットする十字型もしくはしゅりけん型のものです。
ナイフもプレートと同様に機械によって大きさが変わります。
MS-12には#12を MD-22K及びM-22Aには#22を アルゴス(MC-32)、MGB-32Cには#32と機械の番号に合ったナイフを使用します。
〜プレート・ナイフ豆知識〜
ミンチがキレイに出てこなくなったと感じたら、プレートとナイフのかみ合わせが悪くなった可能性が大です。
ずっと使用しているとどうしてもプレートとナイフが磨り減ってきてかみ合わせが悪くなってきます。
きれいなミンチを作るにはプレートとナイフのかみ合わせが命!と言っても過言ではありません。
ですから、きれいなミンチを挽くには、ナイフとプレートのかみ合わせの寿命をより長く保つ必要があります。
よく細挽きとあら挽きを1つのナイフでされる方がいらっしゃいますが、プレートとナイフのかみ合わせの寿命を伸ばすために、細挽き用プレートに1つのナイフをあら挽き用プレートには別のナイフをといったように、1つのプレートには1つのナイフと使い分けてみてはいかがでしょうか。
また、プレートとナイフのかみ合わせが悪くなったら、研磨をすることもできます。ただ、研磨には数日かかる場合がありますので、予備のセットをご購入されることをお勧めします。
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