Top Message

トップメッセージ

「食を生み出すプロセス」は大切な社会のインフラです。食を生み出すプロセスは絶対に止めてはなりません。なんつねは「食を生み出すプロセスに貢献する」会社です。2025年に迎える創業100周年を見据え、何百年経っても社会から必要とされる企業へと進化するために、進むべき方向性と共通の価値観を示した「なんつね100年ビジョン」への挑戦途上にあります。

その実現に向けた行動指針「なんつねベーシック」の一つに、組織力があります。「組織力」とは、「方向性×モチベーション×能力」の3つの要素から成り立ち、その中で最も優先順位が高く大事なのが「方向性」です。目指す方向が逆向きであれば、残りの2つの力が大きいほどマイナスの影響を及ぼしますし、正しい方向に一致していれば、無限大のプラスのエネルギーになるからです。

なんつねの方向性に合致していれば、新入社員でも新たなアイデアを具現化したり、新規事業に挑戦出来たりします。「やりたいことにチャレンジできる」ことで正しい方向性と価値観を共有し、さらに自己成長のチャンスとなり、人材が財産となる人、「人財」へと育っていくからです。

おかげさまで、食肉業界で「なんつね」の名を知らない人はいない国内ナンバーワンメーカーですが、商社機能も持ち、商品企画のコンサルティングや工場レイアウトのエンジニアリングなど、多岐にわたるサービスがあることも、魅力の一つです。更には町のお肉屋さんの応援団として食品製造事業も開始しました。その舞台はいま「Break through ASIA」をスローガンに、日本からアジア、さらに世界の食文化とそれを生み出すプロセスへと広がろうとしています。このスローガンは、今はまだグローバル市場への途上にあること、そして、他にない際立った価値を創り出して提供すること、「なんつね」の存在価値と認知度をさらに高めていく、という決意の表れです。

なんつねが求める人物像は、「誰よりも、誰かのために」行動できる人です。一人ひとりが誰よりも、誰かのために行動している組織なら何かに困っていても必ず誰かが助けてくれます。誰よりも、誰かのために行動できる社員たちが助け合い、そして己を高め合うのがなんつねです。そしてなんつねは、個人の弱みを改善するよりも、強みを伸ばしていくことを重視する企業です。本気でやりたいことがある、本気で伸ばしたい強みがある。それぞれの強みが尖った多様な人財が活躍する企業にしたいと願っています。

会社も社員も成長し続ける限り、老いることはない。それが私のモットーです。ぜひ一緒に100周年に向かって、そしてさらにその先を見据えて、ともに成長し続けていきましょう。